ヒアルロン酸注入による豊胸手術
ヒアルロン酸豊胸注射は、近年豊胸手術のための乳房注入用ヒアルロン酸が開発されたことにより、可能になった方法です。注射用のヒアルロン酸を胸に注入するだけの手軽な豊胸術です。わずか数分で終わります。ヒアルロン酸が人によっては吸収されやすい場合があります。吸収されやすいケースでは追加注入を要する場合があります。腫れや、痛みなどのダウンタイムは手術の場合と比較して大きく短縮されます。
ほとんどのケースで問題なく治療は終了しますが、ごく稀に合併症を併発する場合があります。手術後は説明事項を良く守りあまり無理されないことが大切です。
シリコンバッグの豊胸手術に比べてバストの増大効果は限定されます。さりげない変化を希望される方に向く方法です。
ヒアルロン酸バストの欠点や注意点
ヒアルロン酸注射による豊胸手術は、豊胸用のヒアルロン酸をバストに注射するだけの簡単な治療です。多くのクリニックで行われています。しかし稀にトラブルを起こすことが知られています。
ヒアルロン酸注バストの最大の欠点は、年月が経つと少しずつ減少してしまうという点です。吸収される量は個人差があり、稀に短期間で吸収される方もいらっしゃいます。永続的にヒアルロン酸注入でバストの大きさを保ちたいということであれば追加注入が必要になります。また入れたヒアルロン酸が皮膚の上から触れてゴツゴツすることがあります。元々バストが小さい方にヒアルロン酸注入を行いますので、皮下に入れたヒアルロン酸が触れないような工夫が必要になることもあります。ごく稀にヒアルロン酸を入れた箇所に細菌感染を起こすことがあります。更にヒアルロン酸を注入する操作により肺損傷を起こす危険があります。
ヒアルロン酸豊胸注射は簡単な手技の豊胸手術ですが、できるだけトラブルを減らすために、ヒアルロン酸注入に精通した美容外科の名医にヒアルロン酸注入を行ってもらう必要があります。
ヒアルロン酸豊胸注射
術前
術直後
33歳、未婚。ヒアルロン酸注入による豊胸手術
バストが小さいことが気になっていた症例です。今回ヒアルロン酸注射により豊胸手術をやりたいということで御相談いただきました。ヒアルロン酸注入により張りのあるバストを作製しました。豊胸用のヒアルロン酸が開発されたことにより豊胸手術は非常に手軽になりました。ヒアルロン酸を注入するだけで豊胸効果がありますので治療は数分で終わります。日常生活にもほとんど制限はありません。ヒアルロン酸豊胸注射は画期的な豊胸手術ですが、欠点もありますので、十分理解した上での治療をお勧めいたします。